☆*写真好きなHSPの日常**♪

HSP(ハイリーセンシティブパーソン)という独特な気質を持って生まれた、写真大好きなOLが綴る日々です♡

内気で、人見知りで、おとなしくて

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「あの頃、すごく好きだったよ。」

「土日なんてなければいいのにって。」

「だって土日はきゅうちゃんに会えないから。」

 

そんな風に言ってくれた男の子がいた。

【あの頃】から10年以上も時が経たおりに。

 

わたしは学校を楽しいと思ったことは一度もなくて

ただただ行くのがしんどくて、だけど行かなくちゃいけない場所だった。

(頭が悪い自分ではいたくなかったから、勉強はきちんとしたい、

という思いもあったけれど)

 

「友達と会えるから楽しい」なんて思ったことは一度もないし

「好きな人に会えるから楽しい」なんて思ったことも、もちろんない。

 

自分に価値がないと思っていたあの頃のわたしに対して

「きゅうちゃんがいるから、学校行くのが楽しかったんよ。」

と言ってくれた彼の言葉に、少し救われたような気持ちになって

「こんなわたしでも、存在価値が少しはあったのかな」と、

彼の発言によって、思うことが出来た。

 

学校はずっと嫌いだった。

休み時間より授業中の方が好きだった。 

授業の種類にもよるけれど、基本的に授業中は座って先生の話を聞いて、

板書していればすむ。 

板書するのはすごく好きだったし、字もキレイだった(らしい)から

ノートはいつだって完璧だった。

運動も苦手ではなかったから(むしろ好きだった)、

体育の時間も好きだったし。 

 

休み時間は友達とコミュニケーションをとらなくちゃいけないから苦痛だった。

できるなら、そのまま座って読書でもしていたかったけれど。 

そうなると、貼られてしまう【陰キャラ】のレッテルが怖かった。 

小さい頃から常に【まわりにどう見られているか】を気にしていた。

そんなわたしは、小さな頃から疲れきっていたように思う。 

陰キャラだろうがなんだろうが、わたしはわたしなんだよ!って思えたなら

ずいぶんと楽に生きられただろうに。

 

とはいっても、学校があったから今も仲良くしてくれている友達にも出会えたし

部活もしていたので、そこで得た経験も大きい。

楽しい思い出だって、それなりにはあるのですけどね。 

だけど、学校が楽しいと思えた人生が、少し羨ましいなって思う。 

やっぱり、大勢の集まる場所はどうしても苦手。

小さな頃から、ずっと苦手。 

内気で人見知りで、おとなしい人も認められる世になって欲しい。

そんな子どもが力強く生きていける世になって欲しい。 

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photo by Q in 公園